ここ1ヶ月の自分の体重変化を考えてみてください。体質や生活習慣に関係なく変化がなければ、食べるカロリーと消費するカロリーとがつりあっているということです。
そこから痩せるには、食べるカロリーを減らすか、あるいは消費するカロリーを増やすしかありません。朝、昼はしっかり食べて、夜は少なくするというのが理想ですが、ほとんどの人はそれができないから太るのです。
それができないのなら、朝食400キロカロリーを抜きましょう。
1日に400キロカロリーを減らせば、1ヶ月に2~3キロの体重が落とすことができるはずです。しかも、朝だけダイエットは基本ルールさえ守れば、昼や夜は今までどおりに食べられ、お酒も飲んで大丈夫と、ダイエットによるストレスが少なくなると考慮しています。
したがって無理なく持続させることが特徴です。そこで、5つの基本ルールは必ず守りましょう。
①朝食を抜く。すでに朝食を食べていない人や、朝食を抜くだけでは400キロカロリーにならない人は、朝食や夕食の量を調節し、これまでの1日の摂取カロリーから400キロカロリーをカットする工夫をしましょう。
②乳製品を控える。カロリーオーバーのもとになります。牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品はもとより、グラタン、ピザといった乳製品を使った料理も避けること。代わりにサプリメントなどで、カルシウムを補給しましょう。
③水分をたっぷりとる。ダイエット中は食べ物からとる水分が減るため、普段より多めに水分補給をしましょう。しかし、カロリーの高いスポーツドリンクはやめましょう。水や、お茶はいくら飲んでも太りません。
④クロムを摂取する。クロムとは、エネルギーの消費を促すミネラルです。不足すると、運動をしてもやせない体になります。クロムは海藻類にたっぷり含まれているのですが、食事からの摂取はむずかしいので、サプリメントを利用してください。
⑤寝る3時間前はものを食べない。食べた後すぐに寝ると、食べ物から摂取したカロリーがすべて脂肪になって体に蓄積されます。できれば食後に身体を動かすことが理想です。