お風呂上がりに鏡に映った自分を見ると、いつもよりも肌にほんのり赤みがさして、シミやソバカスも薄くなり、小じわも心なしか少なくなったような気がする・・・という経験はありませんか?
これは入浴によって体温が上がり、肌の下の血液の流れもよくなることで、血液から皮膚に、栄養や酸素が十分に与えられている状態だからです。天然の乳液ともいえる皮脂と水分が皮脂腺と汗腺からたっぷり分泌され、肌が潤ったために、いつもよりイキイキと見えたのです。
血液の流れがいいと、うるおいとツヤのある血色のいい肌になります。反対に、シミやソバカス、くすんだ肌、乾燥肌などのトラブルは、血液の流れの悪さが原因ともいえます。
血液の流れが悪くなると、肩こりやめまい、頭痛、のぼせ、耳鳴り、情緒不安定、不眠、手足の冷え、生理不順、生理痛など。外見的にも、赤ら顔になったり、目の下にクマができたりします。
吹き出物などに悩まされる人も多いようです。血液の流れがわるいということは、美容にとっても大敵なのです。原因としては、体の冷え。とりわけ、下半身の冷えは大きな原因になります。