メイク落としの肌への負担は想像しているよりも大きいものです。そこで、使うときは量をケチらず、使っている時間を短縮し、短くする事が大切です。メイク落としの量が少ないと肌をこすってしまったり、メイクアップ料を落としきれずに肌に残してしまいます。また、肌への摩擦はシミの原因になります。
残ったメイクアップ料は油であるため、肌の上で酸化して過酸化脂質となり、肌を老化させる原因となります。
さて、具体的にメイク落としの使い方です。
メイク落としは、顔の中でも皮膚が強い部分、額などを含むTゾーンからのせていきます。メイクアップ料となじませてから、Uゾーンなどにのばしてメイクアップ料となじませます。最後に皮膚が薄い目元口元にのばし、ぬるま湯で洗い流します。
また、メイク落としで毛穴の汚れまでも落とせると勘違いしている人がいて、とくに鼻の周りや、ニキビができているところをゴシゴシこする人がいます。
メイク落としは、メイクアップ料を浮き上がらせるのが目的の化粧品ですから、毛穴の汚れまでは落ちません。
メイク落としを使ったあとは洗顔といったダブル洗顔が基本ですから、残った汚れは次の洗顔で落とすことができます。