どんなお手入れをしてもある程度のシワはできてしまいます。
初期のものでは、化粧品でも改善できますが、真皮にまで及んだシワは、やはり消す事は難しいでしょう。それでも、なんとかしたいという人には、いろんな注射で改善する方法があります。これらの注射は効果としては、4~6ヶ月くらいでもとに戻ってしまいます。それが治療の欠点でもありますが、利点としては、万が一注射した後の顔に不満があってももとに戻るからです。美容整形のようにもとに戻せないことはないので、そんな気軽さから最近では注射が流行していますが、ある程度の知識をもって正しく治療を受けましょう。
シワを消す注射の種類
☆コラーゲン注入☆
コラーゲンが減る事でシワができるのですから、それを注射で足そうとする合理的な発想です。
しかし、注入されるのは合成品なので、4~6ヶ月ほどで吸収されてなくなってしまいます。
値段が比較的安い(3万円程度から)のがよいところですが、まれにアレルギー反応を起こす人もいるようです。必ず、アレルギー検査をしてから注射します。コラーゲンは硬いので目元などの皮膚の薄いところに入れるとコロコロと目立ってしまうことがあるので、目元にはあまり適していません。
☆ヒアルロン酸注入☆
シワ治療でもっとも注目されているのが、ヒアルロン酸注入です。
もともとヒアルロン酸は、皮膚の真皮内に存在していて、肌の潤いを保つために欠かせない成分。保湿成分として化粧品に配合されていることも多いです。形状は、無色のゼリー状で、コラーゲンよりもやわらかく、異物感が少ないため、皮膚の薄い目元のシワをはじめ、顔のどの部分にも注入できるのが利点です。
また、アレルギー反応を起こす心配がないため、人気の理由ともいえるでしょう。ただし、コラーゲンに比べ、痛みが強く、施設後1~2時間はジンジンとするでしょう。注入した、ヒアルロン酸の効果は、3~6ヶ月くらいで、徐々に吸収され、なくなります。料金目安としては、1回約7万円です。